MICRONESIA NEWS

青年海外協力隊として2018年6月27日~2020年3月20日の期間、ミクロネシアで活動を行っています。

ミクロネシアの魅力を再発見

12月28日から31日まで、前の職場の小学校の同僚が来島しました。

年末の時期、飛行機の高い時期、忙しい時期にわざわざポンペイ島に来てくれたことに感謝しかありません。

いろんな場所に行って満喫してほしいと現地に住むボランティアの仲間と計画を練りました。

 

空港についた同僚を協力隊の仲間と歓迎しました。お迎えする時にはマラマルと呼ばれる花かんむりを渡すのが現地の慣習です。なので冠を買って渡しました!

現地のお店にはこんなマラマルがあります。

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ホテルに着くと同僚や、ほかの先生からたくさんのお土産をいただきました!並べてびっくり!優しさに感動しました。なんとスーツケースいっぱいにつめて、重量オーバーでもってきてくれました。なによりも大好きな納豆に感動。

冷凍して大切に食べよう。

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荷物をホテルにおいて町中へ。

少し市街から離れて、ある村へ。
ピンガマランギ村では固いヤシの実から作ったハンディクラフトが有名です。職人さんが作業をしているところを見学しました。

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お土産屋さんや現地の食べ物を売っているお店をまわりました。

このお店ではオリジナルデザインのTシャツがたくさん売られています。

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2日目はレンゲル島へ行きました。レンゲル島は第一次世界大戦の時に日本軍がポンペイを占領し、巨大要塞を構築して米軍の攻撃に備えた場所です。そのため、日本軍が建設したトンネル、重油タンク、水上飛行基地、滑走路などが今でも残っています。特に水上飛行基地は米軍の爆撃で破壊された後、修復され 1970 年までポンペイ空港として使われていました。当時の日本の技術に驚くとともに、ポンペイを支配していた日本の姿、ここで戦争が起きていたことを改めて感じました。


写真は今もなお残る重油タンクの写真です。射撃された穴から光が差し込んでいます。

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3日目はポンペイの有名な観光地を巡りました。まずはケプロイの滝、

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そして世界遺産に登録されているナンマドール遺跡へ。浦島太郎伝説の竜宮城であったとの説もあります。

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その後は近くの砲台跡を見学し、ポンペイを一周してホテルのあるコロニア市内にもどってきました。

この砲台跡もすごい迫力だった…。同じような砲台が全部で4か所、きれいに残っていました。

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最終日は同僚のリクエストを受けて私が勤務しているネッチ小学校の見学に行きました。働いているオフィスや完成したばかりの体育館を見てもらいました。その後は市内に残る戦車の見学。戦車がある敷地を所有しているスーパーへ行き、発掘された当時の遺物の展示を見ました。(何台もの戦車が並べられています。)

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4日間、ポンペイの自然を満喫してもらいました。私も見慣れてしまった景色や歴史的な遺産の素晴らしさを再発見することができました。

戦車や基地の跡を見学し、日本軍がポンペイを支配し、軍の基地化を行っていたことを肌で感じることができました。世界には日本とのつながりをもつ場所が多くあります。

今回の旅を通して、もう一度ポンペイと日本の歴史について学ぼうと思いました。