チューク、ザビエル高校
チューク旅行の最後の目的、ザビエル高校の見学に行きました。
その前にチュークの一番栄えている市内を観光。日が照ってすごく暑い。現地のひともうちわを日傘かわりに歩いていました。
露店にはたくさんのスカートやアイスボックスに入った魚が売られています。
埋立地へ。ポンペイやコスラエなどの州は福岡式という日本の埋め立て方式を取り入れて、有害な汚水が土や海に流れないような工夫がされていますがチュークでは行われていません。ごみはただ積み上げられるだけです。生ごみが少ないためあまりにおいはきつくありません。
ザビエル高校へ。
ザビエル高校はミクロネシアでも有名な優秀な学生が集まる高校です。大洋州の他の国からも入学生がやってきます。
市内から来るまで2時間ほどかかります。戦時中、この建物は日本軍の通信施設でした。そのため戦争当時のものもたくさん残されています。この建物もその当時から残るものです。
例えばこの窓も防弾用で厚くつくられています。
当時の空襲の跡が残る壁。戦争の遺産のとして今も残されています。
体育館。天井には爆弾が落ちた後。
空襲や戦争の激しさ、被害を感じました。
ザビエル高校の生徒が描いた壁画。日本軍の統治時代、そして戦争の様子が描かれています。当時は空襲もそうですが、飢餓で死んでいった日本兵がたくさんいたそうです。