チューク旅行、沈船ダイビング
チュークは沈船ダイビングが世界的に有名な場所です。第二次世界大戦の時、アメリカの攻撃によって爆撃され、海に沈んだ日本の船がたくさんあります。(約40隻)
チュークは1914年から1944年まで日本の統治領でした。そのためたくさんの日本船が停泊していたのです。
チュークのレックダイビング(沈船ダイビング)について同期隊員がまとめた記事を参考にしています。
ミクロネシアに来るまで日本がこの国を統治していたことは知りませんでした。いまでも現地の人が使う日本語や、たくさんの日本食からはじまり、始めて知ることや学ぶことが今でもたくさんあります。海外に出て、自分の生まれた国について学ぶことはとても刺激的です。
今回チュークでダイビングをしようと思ったのも、日本の統治の歴史や第二次世界大戦で日本軍がこの国に残したものについて知りたかったからです。
先ほど沈船は約40隻ほどあると書きましたが、その中でも深度の深いところにある船は潜ることができなかったり、高度な技術が要求される船もあります。わたしは今回が初めてだったので、王道と言われる船に潜りました。
【平安丸】
倉庫に入るとたくさんの砲弾、魚雷がありました。
通路には潜望鏡が残っています。ガイドの方に
「覗くと向こう側が見えるよ」と教えてもらい、一生懸命覗いてみましたが
それはうそでした。笑
船外にも電話や受話器、お皿やキリンビールの瓶が並べてあります。
【富士川丸】
倉庫に積まれたドラム缶
船首に残る大砲
【乾祥丸】
エンジンルーム
キッチンにはかまど、卵焼き用のフライパンがあります。