先輩隊員の研究授業
10月31日に別の小学校で活動している先輩隊員の研究授業を見に行きました。
研究授業とは、学校の先生が協力して授業の計画、準備をするもの
その過程で教師の指導力を向上させるためのもの
任地ポンペイでも協力隊の活動の成果が表れて徐々に行う学校が増えてきています。
ポンペイ州教育局(日本でいう教育委員会)も研究授業を推進しています。
しかし、研究授業の流れや内容、けんさんについてはまだ十分でないこともあり、小学校教育の隊員にとってはこの研究授業の定着と内容を深めることが大きな役割となっています。
先輩隊員が現地校の先生と行った研究授業
1年生「三角形をつかった形作り」の授業でした。
①四角形や長方形の中に三角形がいくつ隠れているかさがす。
②先生から配られてた枠に三角形がいくつ入るか考える。
③三角形をつかって自分でオリジナルの形作り。
主に3つの活動でした。
教え込み、教材準備なし、子どもが自分で考える活動なし
という授業が多いポンペイで、大事なことを伝えているなと感じました。
子どもが楽しそうに形作りをする姿から、現地の先生たちに何か感じ取ってほしいなと思いました。
担任の先生が一生懸命で、歌も歌ったりゲームもしたり、とても明るくて素敵な先生でした。
しかし、ここまでくるのに先輩隊員もたくさん苦労したそうです。
協議会は勤務校のクラブ活動があったので行けずに帰りました。
最近、何ができているのかなと自分を顧みることが多い日々で、
こういう風に一緒に悩んで、授業をつくっていきたいなと思いました。