体育館完成セレモニー
12月3日月曜日
今日は体育館の完成セレモニーです。
この体育館は日本の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」からの資金によって建てられました。草の根無償は,開発途上国で生命の危機や厳しい生活状況にさらされている人を守るために日本が行っている支援です。
各国で小・中学校を建てたり,病院に医療機材を整備したり,井戸を掘ったりと様々な支援をしています。
工事開始から1年経ってようやくこの体育館が完成しました。
セレモニーにはミクロネシア連邦クリスチャン大統領(写真中央)
日本からは大使の堀江大使夫妻などたくさんの方が来賓として招かれていました。
朝から先生も子供も準備で大忙し
まず、各家庭から現地の食べ物がぞくぞくと運ばれてきます。
日本大使関係者、工事行者に渡すそうです。
(まず投稿したら教室の前にたくさんのバナナやココナッツ、タロイモがおかれます)
(そのあと体育館の前に集められます)
セレモニーが始まると、参加者に「マラマル」と呼ばれる花冠が配られます。
先生たちが配ってくれています
セレモニーでは、音楽クラブの子どもたちと「ありがとう」の気持ちを伝える歌を歌いました。
わたしは音楽のセンスが全くないので、現地に住む日本人で音楽をよく知っている方に協力してもらいました。
「橋の上でおどうろう」という有名な民謡に、ジムを建ててくれた日本と大工さんへの感謝の気持ちを伝える歌詞をその日本人の方が書いてくれました。
当日なぜか指揮を任され…前任校の音楽のM先生がどんな風に指揮をしていたのか必死で思い出しチャレンジしました。歌詞を日本語で覚えるのは大変なので、ジェスチャーと口パクで一生懸命伝える。あと笑顔だよーって自分もにこにこ歌うこと!それだけしかできない!
たくさんの練習のおかげで、とても素敵な演奏と歌にすることができました。
今回歌の前に全校児童で手拍子と応援団のようなかけごえをしてもらうのをお願いしました。リハーサルで現地語と英語を混ぜて900人に指導をしているとき、すごいことをやらせてもらっているなぁ。
そして今までの教員経験がなかったらこんなことできなかっただろうなぁとしみじみ思いました。
終わったらきゅうりやココナッツをたくさんもらえて、おいしくいただきました!